配信の前に

「無観客動画配信」去年の今頃はなかった7文字熟語。

未だかつて無い感染症は、収束の兆しを見せない。

その中で舞台人が、何かせねば、と生み出した知恵。それでも、お客様がいない…と後ろ向きではなく、居ないからこそ出来る事を探った結果の「ドローン」や複数カメラ。前向きな五耀會をご覧下さい。

その前には、

「日本舞踊の可能性vol3」を浅草公会堂で催します。

この公演は、当初、五耀會メンバーに依頼して、本年7月に『GOSAMARU-勇者たちの物語-』を上演する予定でした。五耀會に加えて、バレエダンサー、現代舞踊などを東京文化会館でオーケストラの生演奏で上演する大規模な公演。しかし、大規模故に感染症対策を万全にすることが難しく、当分は実施を見合わさざるを得なくなりました。

そこで「GOSAMARU」は延期中という状態のまま、いま実現可能な「日本舞踊の可能性公演vol.3」を新たに企画しました。演目は『禍神』と『徒用心』。どちらも私の作・演出です。長唄作曲は杵屋勝四郎師。

『徒用心』の原作はボーマルシェの「セビーリャの理髪師」。ロッシーニのオペラで有名なこの喜劇の舞台を、スペイン、セビーリャから江戸に移した長唄作品です。2012年の「蘭黄の会」で五耀會メンバーの助演で初演。若殿 有馬林之進(アルマヴィーヴァ伯爵)を蘭黄、髪結 彦郎(理髪師フィガロ)を花柳基、尾張屋 お梅(ロジーナ)を花柳寿楽、尾張屋 萬蔵(バルトロ)を西川箕乃助、舞師匠 幡土十郎(ドンバジール)を山村友五郎が演じました。この作品は、その後、「五耀會」のレパートリーとして再演を重ねています。実はこの配役を決めるきっかけが、今回配信の『七福神船出勝鬨』であり『旅』なのです。メンバーの個性が活かされた『七福神』と5人で作り上げる造形の面白さを見せる『旅』。この両方の経験があったからこそ『徒用心』が生まれました。
その『徒用心』を今回は、女性だけで演じます。“日本舞踊の可能性”は女性舞踊家たちにとっても無限にあることを是非知って頂きたいと思い、企画しました。こちらの公演はお陰様でほぼ完売(と言いましても客席半数以下ですが)しておりますが、五耀會配信の後、12月には配信をする予定です。
どちらも是非ご覧下さい。
藤間蘭黄でした。
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