日本舞踊 五耀會(ごようかい) 公式ブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 秋!

<<   作成日時 : 2014/09/23 22:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

暑さ寒さも彼岸まで。
酷暑と豪雨の夏も気付けばあっという間に過ぎて、朝晩コオロギの声と、
涼風に金木犀が薫ってきた。
夏バテならぬ秋バテか、寝ても寝ても眠い。

実りの秋、踊りにも秋がテーマの演目が幾つかある。
その中でも、王朝時代と江戸吉原の風情の対比が面白い曲が、
長唄の『喜三の庭』。
長唄の家元、岡安喜三郎に因んだ題名のこの演奏曲は、
1859年に長唄の床開きのお祝いとして発表された。

前段は、『平家物語』に語られ、能にも取り上げられた『小督』に取材。
秋の嵯峨野を舞台に繰り広げられる哀話である。
清盛を恐れて身を隠した高倉天皇の寵姫、琴の名手小督を探しに、
天皇の家来源仲国が嵯峨野へやってくる。
遠くから聞こえる琴の音に持参の笛を合わせ、それが『想夫恋』の曲と判り、
仲国が小督の住処を見つけるまでが前半。
後半も能『小督』と同じく、小督と仲国が舞を舞う。

後段はガラリと変わって江戸吉原の秋の風情。
廓の風情と秋の草花を巧みに盛り込んだ歌詞である。
唄われる花は、菊、桔梗、刈萱、女郎花、萩、尾花。

段切れは、「豊年の今年はひつじ…」と初演の未年を祝い、
「刈穂の出づるわたまし(=転居)」と新宅へ移った事を祝って舞い納める。

演奏曲としてできたので、歌詞ひとつで時空を超えて「秋」に遊ぶ心なのだろう。
ただ、舞踊作品とすると、あるいは難解かも知れない。
どのように見て頂けるか。
10月5日「誘い」で踊る。

10月20日に20回目のリサイタル「蘭黄の会」を開催します。
午後7時開演。8時過ぎには終演の予定です。
演目は『保名』と『山姥』。
どちらも古典の人気曲を初心にかえって勤めます。
是非ご覧ください。
R

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
秋! 日本舞踊 五耀會(ごようかい) 公式ブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる