外国人のためのレクチャーデモンストレーション
日本政府の受け入れで来日した日本語を勉強している米国の大学生25人2組を対象に日本舞踊のレクチャーデモストレーションを行いました。安倍総理になって政府が海外との文化交流に力を入れているようです。今年は日米双方の高校生大学生がそれぞれ2500人ずつ10日間ほど往き来をしてお互いの文化に対して相互理解を深めると言うことだそうです。我々としてはとても有り難いことです。
日本語を勉強している学生ですから質問も的を射ているものが多く、一人大学院で日本語の翻訳を教えている先生から「日本舞踊を習う人は増えていますか、減っていますか?」と聞かれ「どう思いますか?」と聞き返したところ「減っていると思う」とズバリ。日本伝統文化を尊重しつつ、日本国内での現実をはっきりと指摘されたのには少々耳がいたかったです。
現代人も楽しめる日本舞踊、我々個々がそして五耀會がやらなければいけないことを再認識した一日でした。
また来る25日(土)国立劇場主催舞踊公演〈踊り、旅は道連れ〉で「吉野山」の忠信を踊ります。他に基さんの「駕屋」、寿楽さんの「伊勢参宮」も上演されます。そして翌日26日(日)は蘭黄さん御一門の「紫紅会」が催されます。メンバーもますます張り切っています。応援よろしくお願いいたします。
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