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zoom RSS 「旅奴」

<<   作成日時 : 2010/04/14 03:20   >>

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再び花柳 基です。

前回のブログで大事なことを忘れていました。
来月三越劇場で踊らせていただきます、
「旅奴」についてお話させて頂きます。

平成8年 第五十一回花柳舞踊研究会で、
十一段返しの変化舞踊・仮名手本忠臣蔵が上演された折、
八段目の旅奴を初めて踊らせて頂きました。

あの折は、当代のお家元は六段目の駕屋をされており、又、
四段目の力弥を三代目のお家元が、
三段目の卒塔婆小町を壽楽先生が踊られていて、
今 旅奴をお稽古するたびに、その懐かしいお姿が浮かんでまいります。

この旅奴は、例えば供奴や花見奴など、
花柳流の他のエネルギッシュな作品とは違い、
洒落たユーモラスな役となっており、小室節の馬子の鄙びた感じと共に、
その表現が難しく、全力投球となってしまった私に、
その違いを説いてくださった壽楽先生のお言葉、
あの時の初心を胸に今回踊らせて頂きます。

一杯機嫌の奴が自分の影法師に驚く、
その洒落を召したこの作品の質感が醸し出せればと思っております。
馬子のところで、一本の手拭いで馬の口取りとむち代わりにする扱い方、
そりゃこそはらも吉原の・・・でお腹をさする時、
満腹と空腹でのさすり方の違いなど、
解釈の違いから表現の違いなど、
いろいろ教えて下さった先輩方のお気持ちをありがたく胸に、踊らせて頂きます。

降るはみぞれか初時雨・・・

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